このレビューはネタバレを含みます
子守りとして森の奥深くの屋敷に招かれた女性が主人公。
実はDV野郎から逃げて来たらしく、人里離れたところは好都合とばかりにやってきたはいいけど、子供がまさかの人形。名前はブルームス。
最初は人形相手だから適当にあしらっていた主人公も、続く怪奇現象のせいか独特な屋敷の雰囲気のせいかだんだん本気で人形の世話をするようになる。
しかも元々はちゃんと人間の子供がいたらしいんだけど、家事でその子が亡くなってしまってから、その子の代わりとして夫婦が世話をしている人形らしく、余計になのかもしれないけども。
そんな主人公を心配して外に連れ出そうとする男性も現れるけど、まっったくなびかず「この子(人形)を1人に出来ないから」と断る主人公。
・・いや何があったらそこまで人形に本気になれる？笑
まあでも人形の世話をしながら平和に暮らす中、ついにDV男が屋敷に来てしまう。
これ、住所バレた経緯は確か主人公の姉妹の子供がDV男に脅されて住所教えたとかだったんだよね。
うーーんザル。
まあ家族に迷惑かけるのもしのびないけど、せっかく逃げてきた意味！！と思ってしまった。
そんなDV男、ついに人形を壊しちゃうんよね。
床に叩きつけてばりーーんと。
ざわめく主人公たち。
起こる怪奇現象。
「これはDV男が幽霊に成敗されるパターン！？」
かと思いきや、まさかの死んだはずのブルームス登場www
えっっ？！
あなた死んだのでは！？
なんとブルームスは死んでおらず、屋敷の中で生きていました。
起こる怪奇現象はすべてブルームスが実際にやってたんよね。
勝手に人形が動いた！とか
物が無くなった！とか。
結果ブルームスがDV男を刺殺し、隙を見て主人公がブルームスを刺し、主人公は自分を案じてくれていた男性と車で逃亡ハッピーエンド。
でもたぶんブルームスはまた生きてそうなエンディングだったから、彼はひとり孤独にあの屋敷で生き続けるのかなぁ。
パッケージからしても絶対人形の話だと思ってたらまさかの人間でした。
霊的なホラーは皆無でした！！
ていうお話w
