天狗

ウィッチの天狗のレビュー・感想・評価

ウィッチ(2015年製作の映画)
3.3
まず、とっても沈鬱で暗澹として重苦しい作品。

とっても敬虔すぎて我々日本人には着いていけないところもありました。

とはいえ、アニャ・テイラー=ジョイは注目女優なので、ということですが、彼女の主演作としてはこれが最初のようでやはりまだ「おぼこさ」が残っており、魔女と疑われ苦悩する生理の始まった頃の苦悩の少女を悩ましく演じています。

鑑賞中、些細なことなのですがとても気になったのが、家族の衣装でした。観た感じ当時の雰囲気なのですが、アップで映る衣装の縫製がどうみても現代風で、これってユニクロで売ってるんかいな?みたいな感じがずーっと気になって観てました。

あまりに強い宗教社会であるからこその魔女伝説は人間に様々な原因を見出そうとする欧州キリスト教社会、それに対して我々に日本人は人智の及ばない世界であることころの「自然」に様々な理由を求めます。

大きな価値観の違いがあり、とっつきにくい作品ではありますが、フォークロア・ホラー作品としてさっくりと観ることが出来ました。

アニャ・テイラー=ジョイの更なる活躍が期待されます。