ボロロボ

ウィッチのボロロボのレビュー・感想・評価

ウィッチ(2015年製作の映画)
3.3
“録画してたのをやっと観た”シリーズ。

うむーーー、大変勝手ながら意外にも直球勝負な印象で・・・ダークファンタジーやホラーとしてはまあまあかなあ。

アニャ・テイラー・ジョイは美しかったですが・・・。

父ちゃんが追放されるところから始まりますが、一体何をやらかしたのか。そこが抜け落ちているので「ふーん」で終わってしまう。

戒律、信仰、同調。
疑念、欲望。
責任逃れ、責任の押し付け、犯人探し。

黒ヤギと白ヤギ。

新型コロナウイルス流行というご時世なので、魔女狩りはイカンよなあ、と思ってしまい・・・。

当作の時代設定は、我々の時代とは違って生き延びることに必死なご時世ですから、宗教や信仰の重みも今とは全く異なり多様性を受け入れられる風潮ではないですからねえ・・・。当時の常識や戒律からはみ出してしまった者たちを、犯罪者とは異なるカテゴリーへ区分けする方が何かと都合がよかったのでしょう、善し悪しではなく。

鑑賞中は、“村八分”とか“悪魔憑き”とか、そんな言葉が頭をよぎりました。
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