ウー・ジン vs. スコット・アドキンス!!
こんな長ったらしく、盛り盛りなタイトルを手に取る人は、その点を期待するわけですよ。
SPL兄貴の高速しばきや、ボイカの華麗な蹴り技を期待するわけですよ。
…まあ、それは無いわけではない。
むしろ、ちゃんと1対1で闘うんだけど、なんでライフルとナイフで闘わせるのかと。
例えるなら、二郎系や家系ラーメン食べに行ったのに、出てきたものが塩ベースだった気持ち。
その他、ダイジェスト映像を見せられているかのような編集のせいで、上がったテンションが沸騰する前に次の展開になってしまうし、
戦狼という部隊はどういった部隊かもわからんし、
ウー・ジン as 凄腕スナイパーという設定自体、全く活かされていない。
ただそんなことも、ウーさんが終始ニヤニヤ、ニヤニヤしながら演じているのが楽しそうなので、許しちゃう!!
それもそのはず!本作はそのウーさんが監督を務めているのだから!!
何でも、往年のシュワやスタローンのようなアクション映画を撮るのが夢だったようで。
でも、だからといってアドキンスの役名が、"トム・キャット"て…苦笑