ゆず

ヘラクレス 帝国の侵略のゆずのレビュー・感想・評価

ヘラクレス 帝国の侵略(2014年製作の映画)
2.0
これ私が見たかったヘラクレスとちがうーっ!
私が見たかったヘラクレスはドウェイン・ジョンソン主演のやつーっ!
アサイラム制作のやつじゃないーっ!

「元プロレスラーのマッチョ俳優がヘラクレスを演じる」という点が同じだったため、番組内容を斜め読みして勘違いしたまま録画した。タイトルが違う気がしたんだけど、ソフト化する際に改題になったパターンかと思って…(恥)

13世紀のギリシャのとある小国の兵士長が主人公。王国を乗っ取った悪い将軍を打倒するため、伝説の英雄ヘラクレスを探す旅に出る。囚われの王女を救いたい主人公と、人生を見失ったヘラクレスの、ダブル主人公といっていいと思う。
B級映画なのでツッコミどころにはツッコムのが礼儀だと思う。例を挙げると、
・ヘラクレス探しに行って見つけて帰ってきて決戦という安直な流れ。
・捕まった王女が虐げられてるシーンが多め。話が進まない。
・半人半神のヘラクレスだが、怪力なだけで神感ゼロ。
・主人公「城壁の突破は無理だ」しかし民衆が難なく突破。
・悪の将軍とヘラクレスの深すぎる因縁。だったら主人公いらんやん。
・「帝国の侵略」なのに帝国が出てこない。

まあこんな風にB級だ低予算だつまらないと言いながらもいろいろ書いてしまえるところが、B級映画が一定の需要ある理由なんだろうなあ…。
ゆず

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