中島晋作

高い標的の中島晋作のレビュー・感想・評価

高い標的(1951年製作の映画)
4.7
乗車券の販売口が次々に閉まっていき、チケットを買うのにもサスペンスが伴う。列車の乗客も多様なキャラクターばかりで楽しい。やかましい子供、酒好きな刑事、リベラル思想の老作家、分離主義のブルジョワジー…
常に列車から蒸気が吐き出されることで、列車の外部にまで息苦しさが延長している。
中島晋作

中島晋作