KyoSiro

エデン、その後のKyoSiroのレビュー・感想・評価

エデン、その後(1970年製作の映画)
4.0
アラン・ロブ・グリエのDVDボックスセットで鑑賞しました
カフェ「エデン」に集まる大学生たちの話で、彼らは大学教授から与えられるLSDでラリるのですが、
ラリると、なぜか必ずチュニジアにトリップします。白日夢を見ているような70年代的な映像がずっと続き、実験映画ぽくもあります

同じく、この映画の主役カトリーヌ・ジュールダンの70年代の代表作にzoo zeroという作品があります
その映画の監督は、詩人で映像作家のアラン・フィッシャー
キャバレーzooの歌手で主役が、カトリーヌ・ジュールダンです
こちらの映画は、ノアの方舟の現代的な(近未来?)解釈のようで、最終的には動物たちとともに方舟を目指します
退廃的な雰囲気の中、ストーリーが進み、劇中、クラウスキンスキーや(LSD常用者の)クレマンティもキープレイヤーとして登場するのに、なぜか海外でもDVD化されてません

カトリーヌ・ジュールダンは、70年代、このようなカルト映画監督のミューズ的な存在で、マニアックな映画によく登場しているですが、日本公開の作品が少なく、情報も少ないのがとても残念です
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