フジタジュンコ

シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄のフジタジュンコのレビュー・感想・評価

1.2
ようこそシャーカンソーへ!(絶望の面持ちで)

巨乳でホットパンツをはいた女囚たちが地中を自由自在に移動する人喰いサメの脅威から逃げ惑うという設定の本作。
女囚ゆうたら、そら、あなた、全人類の97%が、セクシーなおねえちゃんたちがおっぱいをぽろりするとかですね、そういう期待を抱かざるを得ないわけですが、登場するのはブスとババア、アップになるたびドーランでも隠しきれない深いシワに、もう私の心の中の愚息もしょんぼりですよ。入浴シーンすら水着という徹底したコンプライアンス、見習いたい。
そして何より、「ロリータ」の彼女がこんなクソ映画に出ていると思ったら、当時の面影はすでになく……時の流れがつらい…………

おそらく予算の都合上、サメはあまり出てきませんが、意外とCGは悪くない気がしました(よく見たらひどいんでしょうけど)。トレイシー・ローズとその相棒の刑事の尺とギャラを削ってサメに投資していただきたかった。投資したところでそもそもがクソ映画なので、面白くなったかどうかは謎ですが、少なくともサメ映画にはなったのではないかなと思います。