このレビューはネタバレを含みます
サメ映画なのに、サメがそこそこ登場した点は良かったです(ただし、全体像は一切見えないのでどんな見た目のサメなのかはよくわからない)。
あと、登場人物はなかなか意味分からない行動をする人ばかりでした。
例えば、
- 囚人に川で刑務作業中に作った傷を流させてくれと言われてOKしたけど完全に目を離す無能刑務官
- 囚人が脱走したという緊急性の高そうな事件で手がかりをみつけても早く動くべきなのに先に飲食店でランチを食べる警察官のペア
- 足を痛めて速やかに立ち上がらないデブをサメから助けるためにイケメン好青年が犠牲になったのに、イケメンが死んだ瞬間にささっと立ち上がれたうえに、イケメンの死にあまり心を痛めないサイコパスデブ
- 今のタイミングで銃を乱射する?というタイミングで乱射しちゃうケバい囚人
というか警察官は本当に展開的に必要だったのか…?
あまりにも大量のサメが登場していたので、「あーはいはいこれ絶対サメ全滅しないエンドだろうな」とか思ってたらやっぱりそうでした。
ただ、こういう映画にありがちなお色気担当の女優が脱がなかった点については評価したいと思っています。
最終的にサメは一匹も仕留められてはないですし、もしかしてこの映画を作った監督は人間よりもサメのほうが好きなのでしょうか。
この中途半端な汚物を作って楽しませてくれた方々に敬意を表し、スコアは2.0とさせていただきます