まさき

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘いのまさきのレビュー・感想・評価

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2014年にウクライナの人達がいかにして自由を勝ち取り、今またそれが脅かされてることがどういうことか。少しでも感じれた気がする。無抵抗の人を執拗に鉄の警棒で殴り続けるベルクトって警察組織が強く印象に残る。

現代の日本で同じようなことが起きたとして、日本の警察や自衛隊は非武装の市民を警棒で殴ったり射殺したりするんだろうか。昔の安保闘争みたいな感じだろうか。ウクライナに侵攻するロシア兵に関しても思うけど、例え非道なことでも上からの命令通りに動く人々はどういう状況なのだろう。なぜNOと言えないのか。極限状態の旧日本軍みたいに背くと射殺されるんだろうか。現代日本の一般企業でも非合理なことを平気でやる人がいる。本人にとっても利益はなくむしろ不利益になることであっても。なぜ見えなくなってしまうのか。その時、彼らには何が見えているのか。一部には、それが正義に見えているという。しかし、一般市民の虐殺が、侵略戦争が、国外の情報が入って来ない状況や国交の遮断、多くの先進国諸国からの経済制裁。その状況で、どこまで自分達の正義を信じられる人がいるのか。あまりに不可解だ。

せめて繰り返さないために、
歴史に学ばなければいけない。
改めて思う。
まさき

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