風の旅人

ぼくは明日、昨日のきみとデートするの風の旅人のレビュー・感想・評価

3.5
小松菜奈が小松菜奈たる所以を余すことなく発揮した作品。
福寿愛美を小松菜奈が演じていなかったら、目も当てられない映画になっていたのではないかしら?
とにかく小松菜奈が可愛い。
あんな目で見つめられたら、もう他のことはどうでもよくなる。
小松菜奈さえいればいい。
このヒロインの圧倒的存在感は、『東京ラブストーリー』の赤名リカ(鈴木保奈美)以来ではないかしら?
南山高寿(福士蒼汰)が愛美と出会ってから、どんどんオシャレになっていったのも無理もない。
そりゃ、頑張りますよ。
物語としてはツッコミどころが多く、頭で考えると楽しめないが、小松菜奈とデートしていると思って観ると、不思議と気にならなくなる。
切ない話なのだけれど、こんな素敵な女性と恋人同士になれるなら、その後誰とも付き合えず、一生独身でも後悔しないと思う。
やっぱりこの映画は「ハッピーエンド」(back number)だな。
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