そぶ918

青空エールのそぶ918のネタバレレビュー・内容・結末

青空エール(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

惜しい映画。
甲子園に連れてってモノで正当な丁寧な作り。女の子のコミック原作で青春モノだったが、恋愛恋愛してなくてサッパリしていてよかった。部活に熱心になり、努力、友情、勝利、挫折、リバビリありで見ていて気持ちよかった。あとGReeeeNのキセキをホワイティーンという方達がカヴァーしてるので、同じ野球映画のrookies卒業を思い出した。あの映画はクソだったのでこちらが正統派な野球青春モノでに仕上がってよかった。キセキっていい歌だね。
9回出場で初球サヨナラホームランでしかもポジションがキャッチャーっていくらなんでも出来過ぎだと思ったがrookies卒業の方はもっとトンデモ展開なので、まぁーよしとした。
逆を言えば面白み、新鮮味がない。予定調和で想像を超えるものが出てこない作りで淡々としてる。
主人公の練習シーン、男の子怪我以外の練習シーンがすごく少ないのが気になった。ちょっと時間が足りなすぎるかなと。いきなり一年の夏から3年の春にジャンプするのは驚いた。ハイライトシーンばかりでもうちょいタメが欲しかったような…
丁寧だけど、そこらへんが雑。
一番のマイナスが吹奏楽コンクールの決勝の演奏シーンは丸々カットでエンドロールの音楽鳴ってる後ろで本番前と本番後を流すのはさすがにないなと思った。
吹奏楽は顧問がちゃんと導く重要キャラなのに野球部は結局最後まで監督の顔すら写さないのもひどい。
2年後のシーンで土屋太鳳だけ髪が伸びてたのは逆に浮いてた。なんで1人だけ…?北海道なのに雪のシーンなく、季節感ゼロもおもいっ切ったと言えば聞こえがいいが…

まーとにかく甲子園だけで感動しちゃうので甲子園はずるい。
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