コマミー

ルクソーJr.のコマミーのレビュー・感想・評価

ルクソーJr.(1986年製作の映画)
3.3
【ポヨンポヨンしたい!】

[「PIXAR」]のロゴに、登場する電気スタンドの子供、[ルクソーjr. ]が、初めて登場したのは、この作品である。それまでは、プラグの差し込み口のようなものが、ロゴに使われていた。

ロゴの登場と共に、ピクサーのロゴの"I"の文字を潰して、ルクソーがこちらを向いて、オープニングが始まるように、作品の中ではルクソー君が、大好きな[ボール]に乗っかって遊んでいる。面白くなったルクソーは、ボールの上をポヨンポヨンとさせるようになるが、ボールは突如[潰れてしまう]。しょぼくれてしまったルクソー君は、一回画面上を去る。
すると、さっきのボールよりも格段に大きいボールを転がしてきて、ルクソー君、[上機嫌]![親ルクソー] は、「ヤレヤレ」と首を揺らして、物語は終わる。

[ジョン・ラセター]が、万応じして監督デビューした作品であるが、ここまできて、やはり[グラフィック]の変化が感じられる作品だと感じた。

初期作に比べ、キャラクターの動きの[柔軟化]が確立した作品だと言える。しかも、それを人や動物でなく、[物で表現]出来るのだと、知らしめたのだ。


この技術を活用し、[ティン・トイ]へ繋ぐのだ…。
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