「残穢」のときのホラーオムニバス。竹内結子さんの語り、気味悪すぎ本当にありがとう。良かったり良くなかったりだったけど全体としては大満足の出来。すげー怖い。
せっかくなのでそれぞれ書きます。
「追い越し」
なんか最初にテンプレートを見せただけみたいな。完全に普通。
「影男」
家の窓を バン!!!!!!!と誰かに叩かれまくる話。めちゃくちゃ怖い。自分の身に起きたら嫌すぎるのもある。音でかい。寄っていく撮り方良かった。
「尾けてくる」
気持ち悪いがまあ普通かな。
「一緒に見ていた」
怖いは怖いんだが、それ以上に不思議な面白さがあってかなり良かった。一見普通だけど、ところどころ全然普通じゃない。実体がある演出、やっぱり引っかかりますよね。
「赤い女」星5つ
女子高生が花札!?ウクレレ!?
マジで怖いですこれ。赤い女の動きが激しすぎる。上の「一緒に見ていた」とこれと、大畑さんが監督した2つがとても良かったと思います。これも「赤い女は人間っぽかった」というセリフに似た引っかかりを覚えたな。この監督の霊の捉え方はちょっとおもしろいかもしれない。
「空きちゃんねる」
へなちょこだ
「どこの子」
クソバカだ
「続きをしよう」
お墓で遊ぶ子供たちが順番に怪我をして帰っていくという話。子供が怪我をする様を何度もみるのはちょっとつらいが、ホラー小説っぽくて、完成度としてはこれが1番な気がする。同じ展開が続いただけなのに急に、話し変わってきたぞ、となるのが上手い。かなり良い。
「どろぼう」
子殺しの話。雰囲気は悪くないがよくわからん。
「密閉」
恐怖のピークとおもしろが同時にくるのはさすが白石晃士。そこそこ怖おもしろい。