ずっと光の届かない深海に漂ってるような不気味さ。エメラルドグリーンの美しい海の風景すら生々しいものに見えてくるこの島の実態に驚愕。
少年と大人の女性しかいない島が舞台ってのもあるけど冒頭から母らしき人の表情や作ってる料理など既にザワつくwなにあのグチュグチュの海藻にジャコ入れたみたいなやつw
とりあえずこの島は地球上のどこかに間違いないみたいやけどそれすら疑わしくなる無機質で温もりのない世界。そんな不確かな肌触りが徐々に確かなものになっていく。
まあ頻繁に出てくるヒトデなどムードや最小限のセリフの割にわかりやすく導いてくれるのでこの島が行おうとしているエヴォリューションについては理解できる。ただなかなか不快w視覚的にもまあまあエグいシーンもあるのでホラーな様相ではあるけど人のルーツも海だとすればこの立ち返らされる感覚は吸い込まれる面白さもある。
でも個人的にはやっぱ悪趣味が勝ってると思うな〜
こういうの嫌いじゃないけど映画として面白いかと言われればそうでもなかったかな。
