このレビューはネタバレを含みます
何を見せられたのかまだよく分からないけれど、色々調べる前に思ったことをまず書こうと思う。
evolutionというタイトル通りとすればこれは、単独では生殖できない種であるが故、他人に愛情を持てない“人間みたいないきもの”が、その感情を持つまでの進化の物語なのかな?と解釈できそう。
違うかな。
少年は子孫を残すための器のような使われ方をし、ある者は逃げようとして失敗し、ある者は半ばで息絶える。
主人公ニコラは最初から、他の子たちと違って「赤い」。なんかその辺も意味がありそうだけど分からない。
でも分からないからいいのかも。静かでミステリアスでちょっと体温低めの質感は好みでした。
ニコラに特別な感情をみせるステラの顔が、前の職場の同僚(男性)に似ていて、出てくるたびにちょっと笑えた。
その後、少しググってみたら、おおよそ解釈は合っていそうだが、どの辺を進化と見るかは間違ってそう。‥‥まぁいいか。
「人間のオトコノコって何食べさせたらいいのかしら?」みたいな感じのあの薄気味悪い食べ物!!!ほんと気持ち悪い。