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アークエンジェルのp99のレビュー・感想・評価

アークエンジェル(2005年製作の映画)
2.0
イギリスのドラマで、映画ではない。でも、エピソード数が少なくて、時間的にはちょうど映画一つ分くらいある。

スターリンに関する日記をアメリカの歴史学者(ダニエル・クレイグ)が発見し、それに関する謎を明らかにするストーリーである。そして、観れば分かるが、100パーセント創作である。仮に本当のことが含まれていたとしても、嘘としか思えないくらいの詰めの甘さだ。

詳しく述べないが、ラストの落ちなど本当に2000年代の作品だろうかという出来映えで、これが60年代に撮られてれば、まあ納得できるかなって感じだ。

結局のところ、今の海外ドラマ(『ハウスオブカード』とか)の脚本やスピード感には及ばないし、同じ歴史上の人物を現代の時間軸で扱っている『帰ってきたヒトラー』などにはとうてい勝てないだろうといったところだ。
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