感想川柳「端々に 異常性は 見えるもの」
レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)
若い女性が次々と殺傷される事件が発生。しかし関わっていたのは、何食わぬ顔で捜査に参加していた憲兵隊であるフランクだった…というお話。
実際の事件ですが証言や証拠から映画として再構築したフィクションみたいです。(゜Д゜)
今まで色んなシリアルキラーやサイコパスの作品を見てきましたが、こんな不安定な奴は初めてかもしれないです。(;・∀・)だいたい楽しみというかなんらかの矜持を持ってるもんですが、彼からはそれが感じられない。殺すときも「蚊が飛んでるから殺した」みたいなちょっと面倒くささすら感じるほど。
彼女や弟に対しては優しい一面を見せ、仕事でも真面目で几帳面なところを見せながら、部屋はめっちゃ汚く犯行後の手紙も情緒不安定。(ー_ー;)まあ行動の端々に異常性は垣間見えましたけど。
彼の頭の中ではどういう事が巡っていたのか、過去に何かあったのかなどを掘り下げたらもう少し面白かったかもしれません。(^^;
正に「何を考えているか分からない男」を演じたギョーム・カネはすごいと感じましたが。( ̄ー ̄)