M少佐

死霊館 エンフィールド事件のM少佐のレビュー・感想・評価

4.0
 「何か間違っている気がするの…」

数々の心霊現象を解決してきたウォーレン夫妻はマスコミの執拗な攻撃に辟易していた。
そんな時に予知夢を見れる妻は夫の死を予見する。
所変わってイギリスはロンドンの郊外、エンフィールド。
夫に逃げられ女手一つで子供四人を養う女性。
家計は苦しいが何とかやっていた。
ある夜、末娘ジャネットと姉の二人が西洋版コックリさん「ウィジャボード」で遊んでみたが、何も起きない。
しかしその夜から恐ろしい事件が次々と起こり、警察も捜査の匙を投げてしまう。
遂に専門家の応援を頼むのだが、アメリカのウォーレン夫妻は躊躇していた。
この事件に関わると、夫に死が訪れる可能性があるからだ…

死霊館第二弾!
キャストは変わらず、前作と大幅に舞台は変わり、田舎の屋敷から郊外の普通の公共住宅(日本人には広く感じる)へと移りました。
前作の予習はマストですね。
今日も今日とて心霊退治、悪魔払いと大忙しのウォーレン夫妻。
郊外とは言え、敵は一癖も二癖もある幽霊。
前回同様、科学のメスが入るのは、お約束ですが、ハイテク化も進み、見ているこちらも怖いながらにワクワクします。
悲しい事に今回は証言しているのが、幼い11才の少女。
マスコミや新聞社は懐疑的な方面から、面白おかしく家族を取り上げ別の意味で家族を追い詰めます。
悪魔や幽霊も怖いけど、味方でない興味本意の第三者ほど怖いものはないなと思ったり。
協力はしてくれても、内心は全く信用していない人物など、幽霊よりたちが悪いなと感じたり。
カメラワークも変わらず秀逸で、怖いながらも画面の隅々まで見てしまう。
役者さんが上手いのは言わずもがな。
悪魔や幽霊も単純に描いておらず、個々に特徴が合って楽しめました。

とあるオリジナルキャラが一番のお気に入り。
傘持った奴(笑)

オーソドックスに見せかけて新しいチャレンジや見せ方など二作目にして、更に進化したホラー。
そこまで残酷や血まみれではないので、好きな方はどうぞ。
もちろんビックリはします。