足拭き猫

ロープ/戦場の生命線の足拭き猫のレビュー・感想・評価

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)
4.0
人間がやろうとすることを邪魔するのは人間。不条理な出来事が次々と起こっていくが、渋くていやらしい人間味あふれる中年男たちや、国際援助に関しては素人の女性の成長物語がいい味わい。乾いて険しい山々の風景、随所に挟まれるロック音楽がカッコよくて作品を引き締めている。
立場に関係なく自然現象を眺めている人々の表情・・・そしてラスト。うまい!
2015年の作品。3年経って日本で公開された経緯がよく分からないが口コミで伝わっていったのだろうか。