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トランスバトラーの群青のレビュー・感想・評価

トランスバトラー(2007年製作の映画)
1.0
隕石が地球に近づいていた。
しかしその隕石は剥がれ中には宇宙船が!
宇宙船から無数の小さな物体が地球に地球に飛来するのであった…



ええー、あらすじを書きましたが無数の物体が地球に飛来した次の一瞬、各地で大きなキノコ雲が…


えええっ!?そんな展開!


と思っていたら出てきたのはアジア人!

なんとフィリピン映画でした!



主人公は軍人。何もかもが亡くなった後輩とした地球でかつての住処に立てた墓を悲しそうに見つめます。

バランと呼ばれる宇宙人は、仮面ライダーに出てくるような怪人。ていうかその表現が一番ぴったりかも。そしてバランに改造された人間はモタノと呼ばれるらしくて、黒の服に身を包め、サングラスをかけた白い化粧をしたやつら。
うん?これはもしかしてトランスフォーマー系ではない?笑
しかもね、観て行くと人間っぽいバランも出てくるし化け物っぽいモタノも出てくるし、あなたの用意した設定は何が何だか訳わかんないってなってる。どっちがどっちだよ!いっそ一つで良かったじゃないか!と思った。

そうこうしていたら町外れにいる子供をバランが見つけ襲う。主人公はヒーローでないといけないので颯爽と登場しロボットに乗る。それがタイトルのオプティマスっぽいやつかと思ったら!!??ちょっと違う!やっぱりこのてのパッケージは信じちゃいけないんだ…笑

知る人ぞ知る先行車に下半身が車になったような奴だった笑 しかし雰囲気的にはエイリアン2のリプリーが最後に乗るあの感じ。お前を殺す!ってバランを見つめる。雰囲気だけだ!雰囲気だけ頑張ってる!笑
バランをつかもうとして、ロボットの銃で撃つが効かない。しかし主人公が持ってるマシンガンで撃ったら死んだ。耐久レベルがよくわからない…笑

序盤の見せ場はモタノとモタノから逃げる反乱軍の逃走劇。モタノはジープっぽいもの。反乱軍はロードバイク。圧倒的に差があるにもかかわらず、反乱軍は戦っていく。ビームとかはチープ、場所は廃墟。廃墟で反乱軍が逃げながら自転車アクションを見せてく。

うん?

これは何かと重なるぞ?

仮面ライダー系だ!

ということで美術とかはライダーに影響を受けたのだろう。質もだいたい同じくらいだし…多分…


話が進んで行くと実はバランは劣勢でEUやアメリカ、中国ではすでに負けていているらしい。えええ!いつの間にそんな感じに⁉︎笑
しかももうすぐ地球を去るという。じゃあいいじゃないか!なんなんだこの話!

と思っていたら、ヒロイン的小娘がだめよ、そんなの!反乱しなきゃって言う。いやいや。被害が出るから出て行かせれば?笑 待ってりゃ出て行ってくれるんだし笑

でもここで敵の血と人間の血が混じると死ぬ可能性もあるが特殊能力が発現するらしく、味方側に次々と能力者が出てくる。そして主人公もなんだかんだ血が混じってしまい大変になるが超絶設定で大丈夫らしい笑

決戦の前にラブコメがある。いやでもバラン帰っちゃうし、そんな決戦前イベントしてもらわなくても…
カタルシスがない笑 しかもなんか一概に大団円といえないラストになってしまっている。続編はあるのか?
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