すとんこ

コードギアス 亡国のアキト/最終章 愛シキモノタチヘのすとんこのレビュー・感想・評価

3.0
アキトとシン、二人の兄弟対決が決着する!って話☆

「コードギアス」のアナザーストーリー、第五弾!にして、完結編!!

非凡な才能に溢れんばかりの野心、それに加えギアス能力を駆使してユーロ・ブリタニアの実質的支配者となったシン・ヒュウガ・シャイング。絶大な力を手にした彼が実行するは世界の破壊。
ユーロピア共和国連合が有する、大気圏離脱式長長距離輸送機「アポロンの馬車」を用いて、神聖ブリタニア帝国の首都・ペンドラゴンを攻撃する計画を遂行せんと、″wZERO部隊″の本拠地・ヴァイスボルフ城に聖ミカエル騎士団を集結させる。激しい攻城戦に燃えます。

そして、明らかになるシンとレイラのギアス能力(と言っても、明確に示される訳ではないので、分かりにくいです)。シンのギアス能力は、″自分が愛した者を救済するために死を与える″というややこしいもの。さらにややこしいのがレイラのギアス能力で、″人々の意識を繋げる″というもの。そこに″時空の管理者″と呼ばれる″ギアス能力″ゆかりの存在が絡んできて、ストーリーは混沌としていきます。

なんやかんやで兄弟喧嘩は決着、アキトは自分の居場所や家族と呼べる仲間と共にめでたし、めでたしな結末へ。
「えっ!?」
ハテナで頭の中が埋め尽くされるわたくし。
当然、ネットでイロイロ調べたり、押し入れからイロイロ資料(「グレートメカニック」です)引っ張り出したりと、わたくしなりに調べてそれなりの納得解を導き出しましたが、それでも「うーん」と不満の呻きが漏れてしまいます。

メカアクションに途中までの盛り上がりと申し分無かったのですが、こんな結末(いや、ハッピーエンドがダメな訳ではないですよ)にしなければならなかったのかな?と首を捻ってしまいます。
時間の巻き戻しとかマジ納得いかないなぁ
( ̄~ ̄;)

最終章としては不満もありますが、決して観る価値なしな訳ではないので、「コードギアス」ファンなら押さえておきたい一本(* ̄ー ̄)☆
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