“第2のスピルバーグ”
なんて騒がれ、2年前にアカデミー賞最有力候補とまで言われていた本作。
結局、監督の学生時代に起こしたレイプ事件が世に明るみに出てしまって日本では2年間公開されず今月DVDスルーとなってしまいました。
結構楽しみにしていましたが正直、蓋を開けてみるとテーマ的にも2013年の傑作「それでも夜は明ける」の二番煎じ感が否めないし目新しい部分はなく、若干物足りなさを感じました。クオリティの高い良い映画なのは確かなんだけど。
私は「それでも夜は明ける」があまりに強烈な映画体験だったのでこういう物足りない感想になってしまいましたが、この手の作品を初めて観る人は結構パンチ食らうかもです。
題材的にも日本未公開でも仕方ないかなって感じでした。