史実を基に『國民の創生』で描かれた時代を黒人奴隷目線で描いていて、原題が同じという事も話題だったので気になっていた作品。
黒人奴隷の反乱、終焉までの物語。
「それでも夜は明ける」と同じくらいの年代なのかなと思いながら観ていたけど、人種差別というか、物、所有物扱いされる人を観ているのはやっぱりしんどくて辛い。
少しでも人として扱ってくれる白人に仕えていればまだましなんだろうけど、現代に生きてるから何度観ても信じられない気持ちになる。
今の現状や歴史を考えても分かる通り、この黒人奴隷たちの反乱は大成功にはならない。文字通り命をかけて戦い、仲間を率いた主人公がどうなったか…。
よくそんな事、考えついて実行するよな、人間じゃねーよまじで！！！と思うくらいに残虐で非道。でも、白人にとって彼ら黒人は人間ではないから出来たことなんだろう。理解出来ないけど。
自分たちの未来の為に、全てをかけた彼らの為にも、くだらない人種差別、その思考、早く全てなくなって欲しいと思う。
『國民の創生』も観てみたいんだけど、なかなか見付けられないんだよなぁ。
