ユタ

シング・ストリート 未来へのうたのユタのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なぜ今頃シングストリート?という感じですが、田舎なので公開日も遅く、ダラダラしてたら今の時期になってしまいました。


内容については期待してたのですが、色々と不満が残る感じでした。以下箇条書き。

・バンドメンバーを減らしてその分一人一人をもう少し個性豊かに、深く描いて欲しかった。メンバーに関しては最後捨てられるし扱いがひどい…。
あといじめっ子にローディやらせるって…。ローディなんかさせずに、いじめっ子をギターで後からメンバーに入れる展開にすればよかったのに。

・バンドが簡単に、うまくいきすぎ。ろくに苦労もせず上手くなってる感じがした。
自分もバンド経験者なのですが、十代のバンドならなおさら、
初めてアンプいじった時よくわからんから変な音出る〜とか、お前音大きすぎだろ!とか、メンバー間の衝突とか、
ディテールの積み重ねでへっぽこバンドが少しずつ上手くなってく所をみたかった。


・要素を多く詰め込みすぎて、描かれ方が中途半端になってる部分があった気がした。
兄との関係を評価する人も多いかもしれないけど、例えば家族関係は最低限にして、恋愛とバンドにもっとフォーカスする、とかしてほしかった。

・終盤の先生のお面を…ってやつはいらない気がした。たとえばライブは”そこまで盛り上がらず最後先生に邪魔されるけど、ラフィーナだけには歌が届いた”って感じにしてほしかった。

物語が少し甘くなり過ぎてる気がした。
もちろん、ラストはただのハッピーエンドではないのは分かるけど…



好きだった所は、

・オリジナル曲「Up」が生まれるところ。

・ラフィーナがらみのシーン。撮影で海に飛び込むところや、コナーの音源を聴いて涙する所などヒロインとしての魅力に引き込まれた。

・PV撮影でコナーの夢を妄想するシーン。

など。



好きな所もあるけど、納得できない所もある、そんな感じでした。