噛む力がまるでない

シング・ストリート 未来へのうたの噛む力がまるでないのレビュー・感想・評価

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「良い大学に入れってうるさいんだ。女の子は?」
「来る」
「やろう」

女の子を振り向かせるためにバンドをやる。音楽をはじめるのにそれ以上必要な理由なんてないよね。

レコードを投げつけて「宿題だ」っつって色々を教えてくれる、やさぐれてるけどロックおたくのお兄ちゃん。

主人公が曲作りのためにいつ家を訪ねても「歓迎だ」と快く迎えてくれる、眼鏡でディラン風味の良き相方・エイモン。

このふたりがずっといい。
音楽って、楽しいね。