ダサいからこそ!!
青春感動大爆発!!
🥁🎶🎤🎶🎸🎹
音楽史なんて詳しくない
それでも最高に楽しめた
ジョン・カーニー監督
間違いなく最高傑作だ!
日本未公開のを除いて彼の監督作品は全て観ましたが、今回のが最高だと個人的には思いました!
『ONCE ダブリンの街角で』
『はじまりのうた』
この2作も最高に大好きなんですけども!
やっぱり映画全体の完成度や演出の個性・見せ方が確実に上がってるんですよ!!!
【登場人物】
初っ端から主人公の生い立ちも非常に感情移入してしまい、もうボロ泣き…僕と家庭環境や学校での環境がちょっと似てたんです…
(あそこまで酷くはないですが笑)
女の子に気に入られようとして見栄を張る感じとか!あ〜〜分かるよその気持ち!!
バンドメンバーのどうしようもないダサさ!
でも最後にはみんな輝いて見えますよね!
でも個人的MVPは主人公のお兄さん!!
本当に傷付いてたのは彼だった…
彼が感情を叫ぶシーンは胸が痛くなったし
彼もまた音楽を通して生きてきたのかと…
ラストのガッツポーズにまた号泣!!!
(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
【最高の音楽】
ジョン・カーニー監督は天才かと思いたくなるくらい毎回音楽が最高に良いんですよ!
音楽=登場人物の心情=物語進行
絶妙に絡み合いながらの楽曲は鑑賞後も何度もリピートしたくなるほどの素晴らしさ!
歌詞も主人公の成長をさりげなく表してる
そして音楽が生まれる瞬間も大切に描いてる
個人的にギターをかじってた時期があったので、この音楽が生まれる瞬間の楽しさはめちゃくちゃ分かる!
個人的に1番好きだったのは
中盤の最大の見せ場で流れる
《 drive it like you stole it 》
これが流れる場面が完全に『ラ・ラ・ランド』!
ここが1番泣きましたね…
素晴らしく素敵なシーンなのに…
主人公が究極の現実逃避を完成する場面…
あまりに美しいけど、あまりに悲しい
曲が最高にノリノリなだけに…!!!涙
この場面の衣装や照明・美術など
本当に素晴らしい完成度ですよ!
こういったちょっと現実から離れるような
現実と夢との境が曖昧になる演出がめちゃくちゃ上手いんですよね!
『ラ・ラ・ランド』はもの凄くドラマチックに演出されてましたけど、ジョン・カーニー監督はドキュメンタリチックに撮りつつ…さりげなくこの演出を入れてくる!
その後の『brown shoes』を歌うとこも最高!
あの瞬間に主人公は確かに自分の音楽・アイデンティティを掴んだな!と思いました!
俺は踊らされている!ジョン・カーニー監督の演出にまんまと踊らされている!!!
( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
クライマックスの展開も賛否あるようですが
僕はむしろあの現実か夢か分からない曖昧な雰囲気のほうが、青春物語として良い後味を残してくれてると思います
バンドメンバーの人間模様とか
結局女かよって感じとか
なんか間延びしてるかもとか
色々足りないような部分もあると思う!!
それこそ音楽史的におかいしよ!って部分も!
ただね!
僕はとにかく主人公たちの素晴らしい青春音楽に、そしてジョン・カーニー監督の技術に完全にノックアウトしてしまったんです!
レビュー書く前までは、最近星5ばっかりだから今回は4.6くらいにしようと思ってたんです!
でも劇中音楽聴きながら書いてたら、途中でテンション上がってしまい…気づいたら5になってました!
すいません!!!(誰に謝ってるんだ)
音楽の素晴らしさをきっちり描いてる音楽映画なんですけども!音楽を通して青春・人生・幸せ…などの普遍的な部分も伝えてくる映画なんです!!
欠点とかあるけどさぁ!!!
もう大好きなんだよ!!!!
最高だよぉぉぉァァァ!!!!!!!
是非是非是非観てください!!!!!