塩辛亭ショッパイ

シング・ストリート 未来へのうたの塩辛亭ショッパイのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます


ああ、こんな風に青春時代を送れたならば…。ああ、こんなお兄ちゃんに恵まれたならば…。
音楽も、恋も、友達も、MV制作も、学祭も。。すべてがこれ以上ないってほど最高なティーンエイジャーライフを見せてくれる。いや、見せつけられる。ふざけんな、どれか1つくらい譲ってくれ!

でも仮にあの頃に戻れたとしても、同級生がデヴィッド・ボウイのメイクで登校してきたら「お前何やってんだよ!」と笑ってしまうタイプなので、やっぱりあんな青春は送れないと思う。影響を受けすぎて何から何まで真似してしまうほどの情熱が、彼らのユースフルデイズを輝かしいものにしている。どこまでも眩しくて羨ましい。デヴィッド・ボウイ本人とて、メイクして授業受けてなかったと思うけど。

ただ、学祭ライブで相棒とふたり、バラードを演って他メンバーを置き去りにしたのはいただけない。1曲丸ごと立ちぼうけで気まずい思いをした彼らの気持ちを考えてもみてくれ。いや、それでも、、悔しいけどこうツッコまざるをえない。……アオハルかよ!!! そんな心のはずみも最高じゃん。やっぱり羨ましい。
『はじまりのうた』のときもそうだけど、全編音楽が良すぎる。正直この子たち即デビューでしょ。
あと、アダム・レヴィーンに歌わせるのは今後禁止にしたほうがいい。とりあえずかけときゃ良作認定されちゃうレベルなんで。ずるいよ
塩辛亭ショッパイ

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