周りの冷笑を吹き飛ばす程の衝動と思春期の心の揺れが微笑ましくも清々しい、青春映画の良作。好きなものに没頭することを優しく肯定してくれる。
80年代イギリスのa~haとかDuran Duran は好みじゃないので音楽的な良さはわからないんだけど、好きな人にはたまらないと思う。
私の好きなミュージシャンが「言葉にしにくい "音楽が産まれる瞬間" を画にしてくれている」とこの映画にコメントを寄せていて、ミュージシャン出身の監督だからできるリアルな表現なのでしょう。溢れる気持ちを音楽にのせる。私にはわからない感覚だけど、憧れるなー。