心がえぐられた。
私だけだろうか?思春期の自分に重ねてしまい、中学生時代のビデオを見せられたときのように、観ていて恥ずかしくなってしまった。
舞台となったアイルランドについては、「ジャガイモの国」くらいの知識しかないし、この時代に生きていたわけではないが、とてもノスタルジーを感じる作品だ。
彼らが演奏する曲は、どれも青臭く若い。それが心に鋭利な刃物のようにズバズバと突き刺さってくるのだ。そのシーンだけで、もう涙がでてくる。
メインキャストが素人っぽく、周りを大御所メンバーで支えているというのも味がある。
ボヘミアンラプソディで有名になった、ルーシー・ボイントンの若かりし頃が観られるのも良い。
個人的には、ゲームオブスローンズのピーターベイリッシュ公で有名なエイダン・ギレンが drive it like you stole it で踊っているシーンが好きだ。
是非観て、心のざわめきを感じていただきたい。