個人的には音楽、映画の素晴らしさが沢山詰まった最高の映画だなと思います。
まだ自立できない思春期の子どもには、親や学校等どうにもできないことが沢山あって、その不満や怒りというのは全ての青少年共通だと思います。
そのフラストレーションを音楽に変えるというのは、正に青春の全てが詰まっているなと。
冒頭のアイルランドの社会情勢の映像を見れば、少年の校長等への不満や怒りは、恐らく当時の国民が抱える体制への不満や怒りとオーバーラップすると思います。
どんなに恐くても、前に進むことの大切さを教えてくれる映画です。