80年代の曲を参考にして主人公たちが曲をつくるという設定が素晴らしい。80年代っぽさもありつつ新鮮な楽曲たち、そしてそれに乗って伝わってくる様々な思いと少年少女の夢、最高でした。
“This is your life, you can go anywhere.”
社会人になった今、この歌詞がぐさりと突き刺さる。ジョン・カーニーはなんでこんなにも良い音楽映画を幾つもつくれるんだ…
そして友情や恋模様を描く映画だと思わせておいて最後の最後に描かれる兄弟愛が素晴らしい。弟の後ろ姿を見ながら飛び跳ねて喜ぶお兄ちゃんの姿に心打たれます。
エンディング曲の歌詞も最高だし、何よりそれを歌っているのが前作『はじまりのうた』に出ていたアダム・レヴィーンだというのもなんとも粋な演出である。
もうすでにサントラ聴きまくってます。ジョン・カーニー、ドラマだけじゃなくてはやく次の映画つくってくれないかなあ。
