sumi

シング・ストリート 未来へのうたのsumiのレビュー・感想・評価

3.9
眩しいくらいの青春!と音楽!
観終わったあとホッコリする。
甘くない現実もあるけど、音楽があるからオレらは無敵だ感が良かったなぁ。すべて音楽に昇華されていた感じがする。

コナーの周りのシングストリートの面々が和ませてくれる。クスクス笑えるシーンもあり、とても観やすい。
MVの撮影に思い思いの衣装を着てきたり、でもそれがなんか様になってたり笑

一番好きなシーンは、『Drive It Like You Stole It 』を歌うシーン。
もちろんラストの駆け抜ける感じも好きなんだけど、ここが一番グッときたかなぁ。
家族、兄ブレンダンと上手くいかず、またラフィーナとも上手くいかない中、このシーンでは皆(校長まで)が現れ、踊り楽しそうにしている。
これがコナーの理想かぁと思うと切なくて。
曲が終わり、誰も入ってこないドアを見つめるコナーの表情が何とも悲哀に満ち溢れてます。

ただやっぱりラストも良いですよね笑


■あらすじ
1985年の、アイルランドのダブリン。長引く不況のため、アイルランドに暮らす人々の生活は困窮し、多くの若者が仕事を求めイギリスへと旅立っていた。14歳の少年コナーの家庭も不況の影響を免れられず、ある日コナーは家計節約のため公立高校へと転校する。「SYNGE STREET」という名のその高校は不良があふれ、コナーは転校初日から早速いじめの対象になり、冴えない毎日を送ることになる。その上、両親は不仲で離婚も秒読みの状況。そんな彼の楽しみは、音楽好きの兄ブレンダンと一緒に音楽番組を観ることだった。
ある日、コナーは校門前に綺麗な女性がいることに気づく。彼女はラフィーナというモデル志望の16歳の少女。彼女に魅了されたコナーはバンドをやっていると嘘をつき、MVに出て欲しいと申し入れる。ラフィーナから連絡先を聞き出したコナーは、バンド結成のために早速動き出す。
コナーは高校の友人ダーレンとともにバンドメンバー探しを開始。様々な楽器を演奏するエイモンを始めとする四人のメンバーをスカウトし、バンド名は高校名をもじって「SING STREET」に決定。
コナーは自分たちで曲を製作することを決意、エイモンが作曲し、それにコナーの歌詞をつけた「モデルの謎」という曲を作る。こうして完成したテープをコナーはラフィーナに渡し、ミュージックビデオ出演を再依頼する…。