とんちゃん

シング・ストリート 未来へのうたのとんちゃんのレビュー・感想・評価

3.8
監督ジョンカーニーが過ごした青春期の半自伝的な作品。
今までの学生バンドものとは違い、楽曲よりもMVなど映像製作を重視にするバンドは初めて笑
カーニーの原点なのかも知れないですね。
そのキッカケとなったのは劇中でも流れるデュランデュランの「Rio」のMV。
ダイアナ妃がデュランデュランのファンで、中でも好きだった曲らしく、当時このMVの内容が卑猥だとかで、ダイアナ妃(当時彼女は結婚して間もなく清純的なイメージで見られていた)も見ているのかと話題になった記憶あります。今では考えられない。
また80年代始めの頃はMTVが流行り出した頃で、ニューロマンティック系のMVに何故か謎の女性が無表情で現れるシーンが多かった気がする。
知っている限りではヒューマンリーグ、ABC、アフターザファイアなどのMVで、アメリカではロックですがジャーニーの「セパレイトウェイズ」などなど
それを知っているからこそ、このMV撮影に拘る主人公に共感したし、懐かしく感じた。

ジョンカーニーって1990にThe Framesというアイルランドのバンド(現在でも活動中、ジョンカーニーは3年脱退)で、学生時代のメンバーも入っているのかな?
気になるところです。

他、ホール&オーツ「マンイーター」、ジョージャクソン「ステッピンアウト」、スパンダーバレエ「GOLD」とか懐かしい

兄貴が熱い