きんぽうげ

ダゲレオタイプの女のきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清的謎解きを楽しめる、明らかに異国の地で表現されるべき、オカルト映画だった。
まず、驚かされるのが原寸大のカメラ。本当に存在したのだろうか。
映画に惹きつけられる要素にある驚きと謎に満ちている。
信じる信じないは別の問題として、なるべくようにしてなったストーリー展開。
動かしているのは誰であるかを想像するのは楽しい。
映画鑑賞とは画像と同時に自らも参加できるのを良しとしている身としては「良し」と叫ぶ。
設定が素晴らしい。
植物の持つ力は、その見えない部分において、非常にオカルト的なので、黒沢監督もよく使う手であるである。
それを愛好する娘と人為的に永遠を手にしようと写真に焼き付けようとする父。最終的には人間は踊らされる事になる。
きんぽうげ

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