このレビューはネタバレを含みます
洋題は「Almost Famous」。意味としては「ブレイク寸前」というらしい。
「Almost Famous」のままだったら多分観ようと思わなかっただろうから、邦題考えた人はセンスが良いと思った。
ただ、ビートルズを絡めたベタベタなロッケンロールなラブストーリーを期待していた私にとってはちょっと物足りなさを覚えたし、特にズーイーのファンとしては出演量の少なさにがっかり。
結局、厳しく躾していたウィリアム母が正しかったことが証明され、母の偉大さを知り、寄りを戻そうとするラッセルとの思い出を断ち切り、夢に描いていた新天地モロッコに旅立つペニーの逞しい姿を見て、カッコいいなと。
それにしても飛行機のシーンは笑えた。私があのバンドメンバーだったら、着陸後メンバー脱退してるね絶対。