うえの

グリーンルームのうえののレビュー・感想・評価

グリーンルーム(2015年製作の映画)
2.9
貧乏パンクバンドの「エイントライツ」が演奏するライブ会場はネオナチのアジトだった。
殺人現場に遭遇してしまったことから始まる彼らの立てこもりを描いたバイオレンススリラー。

27歳の若さにしてこの世を去ったアントンイェルツェンを主役に迎え、敵ボスにプロフェッサーことパトリックスチュワートを中心に残忍非道な手で皆殺しを目論むネオナチ軍団vs絶対に脱出してやるんだと息巻くバンドメンバーを描く。
ネオナチだから殺そうとするの?とか教養の少なそうな疑問を持ってしまいますが笑、とりあえずネオナチコワイ。

人間を食うように調教された犬を放ったり、腕をぶった切ろうとして中途半端に残してしまったりと視覚的な痛みの表現は充分すぎるインパクト有り。
だいたい刃物系の武器ですごく痛そうだった(小学生か)

シチュエーションスリラーとしては面白いが色々と説明不足な部分があって勢いで突っ切った感が強かった。
アントンイェルツェンってベイビーフェイスの割に声が嗄れててカッコいい。
R.I.P
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