世界公園という名の箱庭から抜け出せない主人公たち
飛行機で、死で、犯罪で、結婚でそこを抜け出す人々
もうすぐインドよ
スカイトレインのちゃちさと寂しさ
ラストは多分あれでよかったんだと思う
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ジャ・ジャンクーには珍しく原題、英題、邦題が一致。まあそりゃそうか。オリンピック前の北京の建設ラッシュ、地方から都会へ、ハリボテの世界公園、あらゆる女性に化けるダンサー、希望があるようで深く絶望した…
>>続きを読む虚構の世界=ハリボテランドに囚われた人間たちが真の世界への超脱を図る。ショービジネスが祝祭のシミュラークルとしてのみ機能し、そこを臨死体験によって脱出する。
シネマスコープでのみ許されるショットを…
一日で世界を回れる《世界各地の建造物のミニチュアパーク》を舞台にしたことは、携帯電話によって世界中の誰とでもすぐに繋がれるようになったこと、それによって世界そのものが狭く窮屈になってしまったことの隠…
>>続きを読む孤独だ。世界は広いと一口に言っても実感できない。自分がいる世界が全てだと感じる。どこか寂しい感じが漂うけど、人々の生活をそのまま切り取ったような画は好き。言葉が分からなくても友達になれるって良いな。…
>>続きを読む世界公園行ってみたい〜中国でダンサーとして集団生活してみたくなっちゃった。
ストーリーはずっと湿っぽい感じで、ラストも寂しい。置いてけぼりにされたような気分。
ポンヌフの恋人見た後の余韻と似てる…
ジャ・ジャンクーが「長江哀歌」で世界的な名声を爆発的に得る直前の作品。彼の妻でミューズでもあるチャオ・タオが出ている時点で誰の作品か調べなくてもすぐにわかるし(笑)、当時の中国の決して表に出る事のな…
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