ジャ・ジャンクーが世界的巨匠を目指し過ぎて映画作家によくあるエゴが出てしまい、内容が散漫になってしまった意味で少し痛い映画。
現代の中国共産党の体制を批判しつつ、下層階級の若者に希望を託すやり方は…
初ジャ・ジャンクー作品。
経済的に発展していく最中の中国でも、一般市民にはこういった閉塞感みたいなものが存在したんだろうか。
何だか繊細な映画だった。
ただ、時折差し込まれるアニメーションにはあまり…
ジャ・ジャンクー作品再鑑賞3本目。制作年とともに彼の作品を見直すことは、中国の激変ぶりを実感することでもある。今回は撮影当時とほぼ同時代の北京が舞台だが、『青の稲妻』の時代から、特に大都市を中心に国…
>>続きを読む懸命な姿勢と一抹漂わざるえない予感の中で、何とか持ち堪えようとする主人公のダンサーと恋人の守衛主任、そして周囲を取り巻く仲間や兄弟たちの鋭敏な気強さに圧倒される140分。
(時代)を現す作品として今…
一番悲しいのは足りないことじゃなくて、足りないのに満足してると思い込んで、出られなくなること。
中国人の主人公と、ロシア人の出稼ぎにきている女が、お酒を酌み交わしながら、お互いの言語が1ミリもわか…
70本目。
北京の外に出ずに「世界」をまわれるテーマパークで働く男女の群像劇。
時折出てくるアニメーション、テーマパークのショーはとても見ごたえがあり面白しろい。
全体的に、恋愛や仕事において「なに…
2023-194
世界の名所を集めたテーマパークの中で働く若者の群像劇
友情も恋愛は勿論良い事も悪い事も全てがこの小さな世界の中で起きていて、彼らの生活には全てがある様にも感じるけど、何か足りてい…