聾者の感じる音楽を表現している。
やはり音楽と身体表現は不可分。
米内山さんの手話詩はさすがの表現力。音ではないメロディが奏でられているように、聴者の私にも感じられた。
手話という言語が融解してメ…
『聴覚障害の人々に、音楽はあるのか』というテーマのドキュメンタリー映画。
ひとりひとりに耳栓が配られて、60分の無音の世界が始まります。
さて。
無音なわけだから、さぞ静かな映画かと思いきや、…
2016.5.16.観賞
ろう者の“音楽”を映像化した作品。前売り買って楽しみにしていたこれを観てきました。
一切無音の60分間、演者たちの表現とインタビューで綴られる映像。わたしにとって音楽って…
無音の1時間。
予め配られた耳栓をすると、さらに視覚のみが研ぎ澄まされていきます。
出演者全員が聾者。彼ら彼女らが全身を通じて奏でる”音楽”。
映画の中で、聾者の方が音楽の授業が嫌いだったというお…
音のない世界で生きるひとたちの音楽って、なんだろう。彼らの耳にする音楽って、なんだろう。彼らの思う「音楽」って、そもそもなんだろう。
鑑賞中、ピナの踊り続けるいのちを思い出した。聾者ではないあた…
聾者が身体を使って奏でるその姿と無音の音楽と映し出すこの作品。 目で見て、耳で聴いて、その瞬間へ全身の神経を研ぎ澄ませて体感する音楽から感じられる息遣いや鼓動、その共鳴に思わず息を呑むしかなかった。…
>>続きを読む聾のスタッフで作られたサイレント映画。これ、なかなか面白いのよ。
「それは、音楽なのか。」副題そのまま。聾の人には、音楽という概念はあるのか?という問いかけから始まる。音が聞こえない、だけど彼らは…
耳栓して鑑賞した独特さを含めて感じたことを言葉で伝える術がないアウアウ状態。私も踊ればいいのかい?音楽は相手とのやりとりで感じるスポーツのようだ、という言葉が印象的でね。
実験的な映画だけど挑発的…
聴く、という行為はただ単に音を拾い上げるという意味のみに留まらない。もしその意味のみに留まるのであれば、耳栓をつけて、目の前で移り変わっていく場面の凝視を強いるこの映画の中に、あるいは外に、聴くと…
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