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エクスポーズ 暗闇の迷宮のyumeayuのレビュー・感想・評価

エクスポーズ 暗闇の迷宮(2016年製作の映画)
2.5
キアヌいなくても…いいじゃん…

キアヌ・リーヴスの存在意義がわからない。
物語は相棒を殺された刑事スコッティ(キアヌ・リーヴス)と、地下鉄で不思議な現象を目撃したイザベル( アナ・デ・アルマス)それぞれの視点から並行して語られる。
で、最後まで交わることなく、そのまんま並行でおわる…。おいー‼︎

暗く静かな雰囲気は悪くないが、余りにも淡々としすぎて盛り上がりに欠ける。
謎解き部分も伏線の貼り方が下手というか、分かりにくく、結局何を伝えたかったのか意図がわからない。

スコッティの相棒刑事がなぜ殺されたのか、イザベルに起こった現象はなんなのか?
これについてもちゃんと最後まで観れば、「あぁ、なるほどね」とはなるが「でっ?だからなんなの?」って感じ。

してやられた感がないので、ただ胸糞悪い気持ちだけ残る。
っていうかアナに何してくれてんだよ!かわいそうなだけ!

神様⁉︎ 死神⁉︎ よくわからない何かを象徴した白塗りの人が突拍子もなく出てきて、急にオカルトチックになるけど、「えっ、誰?」って感じだし、とにかく終始、物語に乗りきれない。
キリスト教の話も出てくるので、その辺りで理解できていない部分があるのかもしれない。
そもそもアナ・デ・アルマスが好きだから見ようと思ったんだけど、本当に最後まで彼女を見ることしかモチベーションを見いだせなかった。

アナに関しては人気が出る前の作品なのでわかりますが、キアヌは何故この作品に出演したのだろう。
彼の役に魅力がまったくなかった。

懐かしのミラ・ソルヴィーノがエロ未亡人を演じているが、「誘惑のアフロディーテ」の頃の面影はもはや無しだったのもショック…。
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