あんときの井上

僕らのごはんは明日で待ってるのあんときの井上のレビュー・感想・評価

3.1
ありきたりの退屈な中盤を抜けると、そこは難病ヒロイン映画だった。

確かにパートナーがいた方が、明日の朝食ナニ食べよう?とか、昼食どうしよう?とか、夕食アレ食べよう?とかなるもんな。

独り身だと、刹那的にそして場当たり的にその時食べたい物を食べるだけになりがちだよな。

言い換えれば、食べる事とは手段ではなく目的である。つまり、食べ方は生き方であると。

であるならば、主人公の葉山は最初に一人で食事をしているシーンがあった方が、映画の上記の意図は際立ったとおもう。

又ちなみに、OP以外にも度々望遠鏡で通行人を覗くシーンが挿入されるが、そのシーンの意図が全く解らなかった。
あんときの井上

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