110分で上手くまとめられていた恋愛映画だった。よくある病気モノではあるけど、そこに「食べる」が一緒になっていたのが良かった。食べることは生きることだなと。
最初はヒロインの突拍子も無い性格に違和感あったけど、2人目の彼女が演技的にも役柄的にもうわぁ…って感じだったので、ヒロインの性格がむしろサバサバしてて良かったのではと感じるくらいで落ち着いた。
意識がその人に向いてないのに、いくら気持ちを向けたところで無駄だし、向けられてもやっぱり何も響かないものだなと感じた。
あと、ケンタッキーのチキンの手作りを食べた後、ハグした後に手が汚れているのにも構わずぎゅっとし返すか、し返さないかの差で心情を描いてたのが良かった。