ライフガードたちを描いた既存のドラマの映画化で、仕上がりはB級寄りのコメディ。そしてロック様ことドウェインジョンソンやザックエフロンが出演している通り、見事な肉体美が拝められる映画である！！！
しかもだ！！！アレクサンドラダダリオが出演している！！！ザックエフロンは正直どうでもいいけど、ロック様とアレクさんが出ている映画を観ないわけにはいかない！
と楽しみにしていた今作。
でも正直つまらなかった。ライフガード対警察の攻防戦やドラッグが関わってきたあたりのストーリーが薄っぺらいのは、B級映画なんだと割り切ればいい話。でも、ちょっとずつ挟まれるコメディ要素までつまらないなんて……。
ホーキング博士の話だったり、出演者の過去作品として「ハイスクールミュージカル」、公開時に流行っていた作品として「ブレイキングバッド」をあげるところもそうだし、普通の会話の中でもテンポもセンスも悪いわジョークは寒いわで全然笑えない。もしかして笑わせにきているわけではない？？？
かといってライフガードの熱い想いやら強い絆やら友情やらを感じられるような展開でもなく。この映画からストーリー性とコメディ要素とアクション要素を取ったら本当に「筋肉と美女」しか残らないんだが……。キャストに頼りすぎじゃないかい……？
でもこの映画はまさしく「筋肉と美女」だけの映画なんだと思う。ドウェインジョンソンが冷蔵庫持ち上げたら凄いっしょ？？？ダダリオさんがぴょんぴょん飛び跳ねて「おっぱい見てんの?」って言ったら可愛いっしょ？？？？？……というそれだけで突っ走って出来上がったような映画。でもそれだけじゃつまらんのだ……。お客さんをなめないで……。
何が起こっても安心！安全！快適！なドウェインジョンソン様、可愛い笑顔と引き締まった身体がかっこいいダダリオ様と他の女優さんがた、そして良い意味で扱われ方が雑になったザックエフロンが観れれば、それで万事オッケーになっちゃう映画なんだろうな〜。
