追悼 井上真樹夫様
石川五ェ門、ハーロック
そしてスレッガー・ロウ、
※劇場版ですが…
そのどれもが魅力的な
役柄であり、愛すべき
キャラクターでした…。
「ルパン三世 the Last Job」
ルパン三世TVスペシャル第21弾。この作品で銭形警部こと納谷悟朗さん、峰不二子、増山江威子さん、石川五ェ門、井上真樹夫さんがその役柄に終止符を打ちました。納谷悟朗さんはこの後…仮面ライダー映画でショッカー大首領を演じ、鬼籍に入られ、そして本年…井上真樹夫さんも同じく鬼籍に入られました(T_T)
999のハーロックの渋さ、五ェ門のコミカルさ、そして軽妙洒脱な大人を感じさせるガンダムのスレッガー。今思えばどのキャラクターも大好きでした…。スレッガーの…
「ガンダムちゃん、しっかり面倒見てね……悲しいけどこれ戦争なのよね。」
あの名台詞と共に、ガンダム内でも最も好きなキャラクターでした…(T_T)
作品としては…いつものTVスペシャルですが、シリーズを支えた名声優たちの最後を飾った作品として、その意味深なタイトルと共に、記憶に残すべき作品かもしれませんね。
まるで声優さん方のラストと言う意味だけだったかの様に、このタイトルの謎は残るシナリオに…？が付いてしまう内容ですし、銭形警部のあまり意味のない冒頭の退場による出番の無さ等、シナリオや演出部分は…です。
ただ五ェ門はやたらあの名台詞をパロディ的に話しますし、口数も活躍シーンも多く、お話の中心にはいませんが、井上真樹夫さんの声は楽しめます。風魔忍者が敵ですから、中心でも良かった気が…まぁ以前に風魔は何度も出てますからねぇ…難しかったか。
冒頭のルパンの仕事からお決まりの銭形のチェイスとかなり派手なシーンで幕を開ける今作は、まぁ敵が風魔忍者、※ローマ人が首魁のトンデモ系ですが、殆どバトルアクション作品ですし、楽しめると言えば楽しめます。
ガンダムやサザエさん然り、ルパン三世も、その長い人気故に声優さんの交代もやむを得ないと分かっているものの…最後はやはり辛いもの。山田康雄が急逝し、後を継いだクリカンを支えるものは、無二の相棒、次元大介こと小林清志さんのみとなりました…。TV最新作で声が納谷悟朗さんの様に心配な状況ですし、最新劇場版は何があろうと見なければならない気がしています…。
