号泣傑作。実在の棋士、村山聖の映画。羽生善治役が東出って言う。マツケンが役作りでデブデブに太ってるのも凄いが、東出の羽生善治がめっちゃ似ていてヤバい。
2人の対決のシーン、お互いあまりに苦しそうに将棋を指すのが胸を打たれてしょうがない。
マツケンが本音で喋るのが飲み会で酔ってる時しかない。羽生を誘って2人で飲むシーンが本作の目玉である。二人の会話は全く盛り上がらないが画面奥で雪がチラチラと降っていてこれだけで涙が出る。
村山聖が大好きな『いたずらなKiss』の作者も村山の翌年に亡くなったらしい…
村山の友達の柄本時生の佇まいが良すぎるのと、師匠のリリーフランキーの歯が真っ黄色なのも良い、ハゲとるし。
