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スイス・アーミー・マンのコウのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.8
地元では上映なかったので、Blu-ray字幕で初鑑賞。
シュールというかなんというか…まず発想がすごいw 多機能死体メニーくんを使ったジェットスキーとかサバイバルとかww
あとラドクリフくんの体当たりな死体演技がすごいw半ケツ多いw本人型取りして人形4体作ったそうで。

全般的に笑えるし下ネタが多いんだけど、社会に馴染めず自信もない青年ハンクと過去の記憶がない水死体のメニーとの友情物語としてしんみりする部分もある
記憶も常識的にもないからこそ純粋に疑問をぶつけてくるし真摯に向き合ってくれるし、ハンクにとっては親友以上になってたのに、社会に戻ってきた途端に奇異の目を向けられるという(そりゃそうだろうがw)

結局メニーくんとは何だったのか…空っぽだから、ハンクの記憶や想いを映し出す鏡のような存在? その辺ははっきりしないけど、とりあえずハンクの妄想オチでなくてホッとした…

ハンクの女装とかよっぱらっての大騒ぎとかすごく楽しかったし、水中でのキスシーン(人工呼吸?)は綺麗だった。音楽の雰囲気も独特ですき。
しかし人に進めるにはちょっと相手を選ぶ作品だなあと。
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