612aki

スイス・アーミー・マンの612akiのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.6
.
無人島に漂着したハンクは、絶望にかられ、海辺で首吊り自殺を決意する。しかし目の前に男が打ち上げられ駆け寄るも、男は既に死体だった…。


ポスターにもなってる冒頭の、海を死体に乗って駆け抜けるシーンの爽快感たるや。音楽の盛り上がりも相まって、なんだこれ。う、美しい!(無駄に)

でも、なんで死体に乗って海を渡れるかって?



死体の腐敗ガス(おなら)がすんごい勢いでケツから噴出しているからである。



ダニエルラドクリフ扮する死体のメニー。彼は他にも多彩な機能を搭載しているのです。(無駄に)
口から飲み水がドバドバ出たり、
歯で髭をそれたり、
あんな所がコンパス代わりになったり、
腕がすんごい勢いで振り下ろされて、(たぶん死後硬直で硬いからとかそういう理屈なんでしょう)薪を割れたり、
どういう原理かはもはやわかりませんしツッコミませんが、口からすごい勢いで色々と発射して猟銃代わりになってくれたり、
まさにスイスアーミーナイフばりの多機能な大活躍をみせてくれる、メニー(の死体)。

ポールダノの魅力であるなんとも言えない情けなさ・薄気味悪さ・悲壮感が前面に押し出された、冴えない根暗主人公ハンクとメニーの感動の友情?物語を、是非、その目でご覧になってください。


後悔はしませんが、すんごく何か残してくれるかっていうと正直疑問ですが、何故か後悔はしません。


#怒りも悲しみも憎しみも恐怖も絶望も突き抜けると笑えてきちゃったりするでしょ
#オナラは突き抜けると大きな感動を産むんだって教えてくれる映画です
#ケツとかオナラとか言ってすみません #でもほんとそれしかないんだもんこの映画
#人妻の最後の一言 #whatafxxk #もうこれが全てよー言うた!
#謎の情緒的な雰囲気と映像美がコメディの一線をなかなか越えないから突っ込みも許されない終始謎の説得力を携えた真面目なお下劣映画
#どんだけガス溜まっとんねん
#メニーは生前便秘だったんだろうか
#でも確かに誰の前でもみんな恥じる事なくオナラできる世界って本当の意味で自由かもとか一瞬真面目に考えさせられたりしたけどいやたぶんそんな事はない

#swissarmyman #スイスアーミーマン #ポールダノ #ダニエルラドクリフ #映画 #movie
612aki

612aki