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スイス・アーミー・マンのaloniatreeのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.8
ポスターの感じから、ずっと海の上を死体が駆け抜けていくのか?とか思ってたらほぼ森の中だった(笑)
映画の冒頭、死体がジェットスキーばりの超高速でガガガガガーっと進むのが最高にオモロイ(笑)シュール大好き人間なのでこういうの大好物です(笑)
途中から死体が話し出すとかゾンビものか?とか思いながらみてた。予測は不可能でした(笑)
森の中で暮らすうちに増えていった色々が可愛い!ミシェルゴンドリー的な雰囲気も良かった。

なんだかとってもユニークに見せてるけど、主人公の内面を死体を通して人生って?みたいな問いかけを上手にしてくれる映画だったなと。
死体は主人公の内面の比喩だったのか?とか。
社会に適応しようと押さえ込んでいたアレやコレやを最後に自分がオナラをしたことで、解放出来たってことかしらね?
死体が海に消えたのは主人公が何かを乗り越えた証だったのかしらとか、そういう風に感じました。中々深いなと。
俳優さんの2人もナイスキャスティングだし、音楽も良いし、全体的にとても好きな映画でした!
演出のセンス良い!!良い良い!!(笑)
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