なかなか難しかったですが、よくわからないけど心に残るお話でした。
ストーリーは、
無人島に1人でいるハンクはいくら待っても誰も助けにこない状況に耐えられず自殺しようとしていた。するとそこに男の死体が流れてきた。ハンクは死体と共に脱出を試みる。彼らは故郷に戻ることができるのか、、みたいな感じ。
本当に不思議な映画でした。
前半からはちゃめちゃなストーリーでなんでこんなことが起きるの?死体なんだよね?ってツッコミたくなる内容でした。
でも、死体を見てるとなんか切ないというか、この人のこともうちょっと見ていたいって思ってきてよくわからない感覚になりました。
よくわからない方法で人との絆について、人生について、色々語りかけられて、
全然理解できなかったけど何かが心に響きました。
役者の2人もすごかったです。
ダニエル・ラドクリフの死体の演技は凄まじかった。死体とは思えないことをしているのに死体に見えてくるし何かを訴えかけてくるし、すごく体を張ってらっしゃいました。
ポール・ダノのどこかサイコパスのような雰囲気がいいですね。あとで知ったのだけど、ルビー・スパークスのカルヴィンでした。この人の独特な雰囲気は癖になります。
何かすごいものを観たような、もしかしたらただの妄想を観ていたような、不思議な感覚になる映画でした。
最後まで興味深く観れました。